村野健の日記

必要だと思った事だけ書いていきます。

物をやりとりする時は、金銭で購入する他に「物々交換」のような方法があります。世界では、いまだに物々交換が行われている地域もありますが、現代的な考え方で考えると、個人的には、これは「良くない」側面を含んでいると思います。

 

物々交換では、交換する物と物の値段や価値が正確に一致する事が難しいですし、「物々交換」するものが、物だけならいいのですが、「物」と「情報」の「交換」の場合など、金銭的な見極めが難しいケースもあり、「これは個人的には良くないと思います」。このように、物々交換は両者の納得のいく取引が難しいという側面を含んでいると思います。

 

また、普通に買い物をする時でも、購入した製品が、商業販売不可のものだったり、電波法に違反する製品だった場合など、不当な売買になる場合もあり、これも、ある意味で物品の不適切なやりとりになってしまうと思います。

 

例えば、私も、アメリカ軍の軍用食品が販売されていたので試しに購入してみたのですが、食べようとした時、パッケージに商業販売不可、という記述を見つけました。どうしようか迷ったのですが、結局食べる事なく、捨ててしまいました。

 

また、海外製の電化製品を買った時も、届いてから日本の電波法に適合していないことが分かり、使う事ができなかった物もあります。

 

私の場合「適切に販売されていない製品だと後から分かった場合」は、その製品を返品したり、「使わない」ようにする、開けないで「捨てる」といった対応をしています。不適切な製品に対しては、このように「なるべく誠実に対応するようにしている」のですが、しかし、そのようなケースでは、お金を払って購入した物を捨てざるを得ないので、損をしたような気分になり、悲しかったです。

 

通販業界が発展して色々な品が買えるようになり便利になってきたと思うのですが、その中には不適切な製品なども多数扱われていると思います。

 

「個人的にはそのような品は購入したくない」ですし、「後から不当な製品だと分かって捨てたりするのは金銭的にも精神的にもつらい」部分がありますので、当たり前のことではありますが、適切な物を適切な手段で販売する体制づくりを行っていく事も大切なのではないか、と思いました。